海辺のアップサイクリスト

価値観の見直しによって生活を好循環させること

Essay

「二種類の修復士」

インチキ物書きによる、古ネタをアップサイクる短めエッセイ。 面白い事に世の中には二種類の修復士がいる。 勿論、一字違いの修道士の事ではない。 黒目がちのつぶらな瞳にあーかんべーをキメる、なんちゃってキリストを描く前衛的修復士や 長年の垢落とし…

「雨の日」

打ちひしがれた身に容赦なく叩きつける雨。 昨今、気候変動は甚だしい。 余計に雨が強く感じる。 追い討ちをかけるのは、そんな歩行者に泥水をぶちまけて走り抜ける車。 皆さん、子供の頃から思ったことは無いだろうか? 無神経に泥水を掛ける車を 雨の日こ…

「自動運転車両の逆走事故に思うこと」

この車両には運転士がおらず、コンピューターで自動運転する。運行を制御するATOの地上側装置の記録には異常がないことが分かっている。 さもありなん。 コンピューターシステムの利便性に盲目となり、疑念を抱く事を忘れ身を委ねる。 ともすれば、職場にお…

「下手な鉄砲も数撃ちゃ当たる」 んなぁわけない!

我が愛銃「62式機関銃」 「下手な鉄砲、数撃っているうちは当たらない」が自論です。 私は射撃が下手でした。 救いようが無いくらい下手くそでした。 実戦となったら、己はおろか味方の命までも危険に晒すことに・・・。 「下手な鉄砲も数撃ちゃ当たる」 こ…

「8,167 kmの距離を描く幻のイーゼル」

2年前の丁度今頃。 とある若い女性の油絵を描いた。 彼女は大学の講師。 父親とは死別し、同じく大学の講師だった母親と二人暮らし。 そして、猫一匹がその中にいた。 文章では「とある」と書き出したが、油彩では「えにし」を感じて描いた。 私は事業と共…

「飛ばない鳥」

皆さんは、飛ばない鳥と聞いて何を思い浮かべるだろうか? ダチョウ、エミュー、ヒクイドリ、キーウィ、ヤンバルクイナ、ペンギン等だろうか。 これらの鳥は、正式には飛翔能力が欠如しているので、飛びたくても飛べない、つまり飛べない鳥である。 飛べない…

「鈍感」

錯覚ではなく サッカーのではなく 作家、渡辺淳一 の作品「鈍感力」でもなく さらに上を行く「鈍感道」をひた走る間抜けな自叙伝的エッセイです。 何が鈍感なのか? 私は生活において全てです。 人に言われなくても、気づいていながら修正できない。 筋金入…

「証拠~♪ 証拠~♪ 証拠、証拠、証拠、浅はかな証拠♬~」

「信ずるものは救われる。ではなく、信ずるものを見誤れば騙される」という、入信したら大怪我では済まされない、愚かで救い難い、痛い宗教。 その団体の教祖が死刑になった。 本来、現世の悩みや苦しみから人々を救済するのが宗教。 そして、信者以外も救う…

「キャップ投げ」

帽子投げ? youtubeを見るまで何のことかさっぱりわからなかった。 ペットボトルのキャップ(蓋)で多彩な変化球。 「ペットボトルのキャップ」 ともすれば単純にゴミである。 ペットボトルのキャップを回収し、リサイクル業者に買い取ってもらい、その対価…

「オツムにオムツ」

変種珍種のコスプレでも、ニューカマーでもない。 オツム(頭)にオムツを忘れ世間に汚物を撒き散らす輩がいる。 駅を畑と錯誤し汚物を撒き散らすのは、まだ可愛い方。 一万歩譲って、「しょうがないね~永遠の赤ちゃん」と思ってあげる。 (進歩が無い馬鹿…

「ノウハウ本に夢みる」

ノウハウ本 現代において本に限定するのはそぐわない。 「ノウハウに夢みる」でも良かったのではないか? ノウハウは、「専門的・実用的な技術、知識、手法」だという。 ならば、それは生きる為、サバイバルの手立てと置き換えることもできる。 人は常に悩み…

「自称アップサイクリストの部屋」

今週のお題「お部屋自慢」 東京を離れてやっと実現した戸建暮らし。 とはいっても、中古賃貸の一人暮らし。 さらに一階は隣に住む家主さんの駐車場兼物置。 誰も羨ましくない筈だ。妬む要素も無い。 でも、かなり静か。 これだけでも凄くうれしい。 部屋自慢…

「伊豆の山の幸」

伊豆は海の幸ばかり注目されるが実は山の幸も豊富。 味覚を刺激する。 伊豆の山の幸なら猪鹿蝶のジビエである。 さすがに蝶は無いが、代わりにズガニが入る。 遠方からの営業の帰り、近道で峠を通るとヒャッとすることが多々ある。 暗闇のヘッドライトに突如…

「スピードを求める本質」

人や動物、乗り物等のレース、配送や調理等の作業時間、その他、種々の速さ(早さ)を要求される事柄。 時短術大全 出版社/メーカー: KADOKAWA / 中経出版 発売日: 2017/09/01 メディア: Kindle版 この商品を含むブログを見る 「ほったらかし調理」と「時短…

「胞子の奉伺(ほうし)」

人類の宿主は地球であり、人類は寄生虫や菌類の一つにしか過ぎない。 宿主が死ぬと寄生している生物も死ぬ。 従って、寄生する生物は宿主に害を及ぼさないものが多い。 自然破壊程度の環境破壊は、人類の環境を破壊することであり、地球の環境は破壊しない。…

「生きることは痛みに耐えること」

他人に改めて痛々しい等と言われるまでもなく、痛みに耐えながら生きる自分。 人生は本当に辛い。 周囲の人を見てもそう思う。 心の痛み、身体の痛み。 図解入門よくわかる痛み・鎮痛の基本としくみ (How‐nual Visual Guide Book) 作者: 伊藤和憲 出版社/メ…

「森羅万象の入門書」

お題「森羅万象」 森羅万象の入門書は国語辞典である。『広辞苑』や『大辞林』があればなお望ましい。 広辞苑 第七版(普通版) 作者: 新村出 出版社/メーカー: 岩波書店 発売日: 2018/01/12 メディア: 大型本 この商品を含むブログ (2件) を見る 大辞林 第三…

「エゴとは」

エゴ 「エゴ」という単語を聞いて、どんな印象を受けるだろうか?殆どの人は我がままだという意味合いで捉えるだろう。 我がままの意味で捉えがちである。 egoismつまり利己主義の解釈からそうなる。 本来の意味は「自我」であり。他者との違いを認識した時…

「AIは愛となるか?」

吾輩は愚者である。 何故ならば、知識ではなく経験重視、すなわち、歴史に学ばず、経験に学ぶからである。 ビスマルクが涙する弩級の愚者であることは否定できない。 今回、そんな私の心をくすぐったのはAI(人工知能) AIとやらを経験してみたい。経験も無…

「廃材より廃人(ポンコツ)である私のアップサイクル」

「俳人」と言いたいが「廃人」寄りの私。 本当にアップサイクルが必要なのは廃材ではなく、自分自身だと気が付くのに長い年月を要した。 頭の中にあるものをデザインしてアウトプットする。その表現によって自分自身に価値を付加し、再構築することで新たな…

「発想の転換とは」

森羅万象の捉え方を変えること。 新しい見方、別の観点、新たな価値の創生、常識、定説を覆すことを意味する表現。 いつの時代でも、困難な現状を打破するために必要な考え方である。 続きを読む このキーワードを含むブログを見る <発想の転換が意味するこ…