海辺のアップサイクリスト

価値観の見直しによって生活を好循環させること

「伊豆の山の幸」

f:id:upcyclist:20180522002324j:plain

 伊豆は海の幸ばかり注目されるが実は山の幸も豊富。

 

味覚を刺激する。

 

伊豆の山の幸なら猪鹿蝶のジビエである。

 

さすがに蝶は無いが、代わりにズガニが入る。

 

 

遠方からの営業の帰り、近道で峠を通るとヒャッとすることが多々ある。

 

暗闇のヘッドライトに突如浮かび上がる彼らに急ブレーキを踏む。

 

「道路の真ん中になんで人が?」

 

人か動物かの区別はつき辛い。

 

目を凝らしてようやく鹿だと気付く。

 

ラクションを鳴らしても、おっとりした彼らには通じない。

 

動じないのか、鈍感なのか

 

「とにかく撥ねなくて良かった」

 

自らの手で命を奪うことが無かった。車に損傷が無かった。

 

無垢な瞳に手を合わせそう安堵した。

 

東京では全く車を運転していなかったペーパードライバー歴何十年。

 

伊豆に来て4年、彼らのお蔭で急な飛び出しへの反応が早くなった。

 

再びゴールドの輝きを取り戻した免許証。

 

メダリストのようにかじることも、味わうこともできないが、代わりに鹿や猪を味わうことは厭わない。

 

通勤途上、他の車に撥ねられた鹿や猪の亡骸に、少しブルーな気持ちを引き摺るが、そこは人。

 

牛や豚、鶏と同様に後日しっかり頂ける。

 

鹿肉は血の気が多い為、熱すると臭みが出る。だから、赤ワインに漬け込んだり、ニンンクで臭みを取る。かなり美味い肉となる。

鹿肉を楽しむCOOK BOOK

鹿肉を楽しむCOOK BOOK

 

 

猪も鮮度が良ければ豚肉よりも美味い。

 

おゝみや 猪カレー 200g

おゝみや 猪カレー 200g

 

 

美味!国産猪肉スライス6mm厚500g

美味!国産猪肉スライス6mm厚500g

 

 

命は失われ、食して命は誕生する。

 

そう。

 

私は、料理を前に「頂きます」をする時、食物連鎖の頂点、「頂きにいさせてもらってます」との感謝をこめて

 

ブログ村ランキングに参加しています。

にほんブログ村 小説ブログへ
にほんブログ村