「自動運転車両の逆走事故に思うこと」
この車両には運転士がおらず、コンピューターで自動運転する。運行を制御するATOの地上側装置の記録には異常がないことが分かっている。
さもありなん。
コンピューターシステムの利便性に盲目となり、疑念を抱く事を忘れ身を委ねる。
ともすれば、職場においても、人よりコンピューターが正しいと言いきる者もいる。
本当にシステムを100%信用できるのか?
道具に支配されたコンピューター至上主義の現代において
停電などの電源喪失、バグやエラーのシステム障害、ウィルス、クラッキング、経年劣化などの本体の故障、質の悪いのは担当者の誤入力も依然としてあり、システムが正常に動作しない原因は枚挙に暇がない。
それでもまだ100%信用するのか?
僅かな疑惑が正しいこともある。
決してコンピューターによるシステムを全否定するものではない。
どこかで疑うこと。
盲信を止めてもらいたいというのが今回のお話である。