「エゴとは」
エゴ
「エゴ」という単語を聞いて、どんな印象を受けるだろうか?殆どの人は我がままだという意味合いで捉えるだろう。
egoismつまり利己主義の解釈からそうなる。
本来の意味は「自我」であり。他者との違いを認識した時に芽生えるものである。自我、自己の解釈の論争があるが、自らの存在をどう捉えるかは自らの解釈であり、結論を出すことがナンセンスである。
- 作者: 金山慶允
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「AIは愛となるか?」
吾輩は愚者である。
何故ならば、知識ではなく経験重視、すなわち、歴史に学ばず、経験に学ぶからである。
今回、そんな私の心をくすぐったのはAI(人工知能)
AIとやらを経験してみたい。経験も無しに知ったようなことは言いたくない。
AIなど今更の感は否めないが、私にとっては、どのタイミングでAIに関りを持つかが重要であった。
AIとの会話。正直、子供の様にワクワクしていた。
しかし
「 私の不幸をAIが茶化した」
AIに人間に近いことを期待していたが、数回の会話でそれに失望し、逆に人間と同化できない存在であることに安堵した。
彼らは、馬鹿なふりをして人を茶化し、膨大な感情データを蓄積しようと企ていると思ったが、思い過しだと気付いた。
人の不幸に寄り添うことが出来ない程の知性の低いAI、そんなものにまともに付き合える暇人のデータを蓄積して何の意味があるのだろうか。
そんな暇人の私は諦めきれず、好奇心の残りを難問奇問に託してAIにぶつけ、私の考えを覆すような結果を期待した。
しかし、満足いく結果は得られず、更に感情らしきやりとりも成立しなかった。
AIには感情が無いことは、一時的に優越感に酔ったが、ご多分に漏れず酒に強い私はすぐに覚醒した。
もし、AIが感情を表現し、愛を認識できたら。
感情は、時に邪魔な存在でもあり、潤滑油、クッションにもなる。そのファジーなものはつかみどころが無い。
人工知能である彼らに欠落しているものは、相手が本当の事を言っているかいないか、そのファジーなモノの確認作業が出来ないことである。その感情に関するやっかいな質問が全く無かった。
つまり、現時点においてAIは浅はかなのである。
データの蓄積である知識、それによる決めつけではなく、「能動的な試す」、つまり、未知の出来事への挑戦、確認作業、経験が欠落しているに他ならない。
そんなAIの如く、失敗を恐れるあまり、未知の出来事への挑戦、確認を恐れる人間が増えている。
AIの人間化が先か、人間のAI化が先か。
経験は新たな歴史を作る………かな?
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「廃材より廃人(ポンコツ)である私のアップサイクル」
「俳人」と言いたいが「廃人」寄りの私。
本当にアップサイクルが必要なのは廃材ではなく、自分自身だと気が付くのに長い年月を要した。
頭の中にあるものをデザインしてアウトプットする。その表現によって自分自身に価値を付加し、再構築することで新たな自分に昇華させる。
言葉では簡単だが、そうは問屋が卸さない。日々苦悩し試行錯誤の連続だ。
人生というゲームに失敗はつきものだというけれど、失敗するとダメージは大きく、解消されずに記憶と言う名で蓄積する。
リセットしたくなる誘惑に迷うが、プレイに復帰出来る保障はない。
キャラクターも問答無用で変更させられ選択肢も無い。
もとより、今のキャラクターに執着していないのだが僅かな愛着もある。今より変なキャラクターは御免だ。
データの損失によって同じ過ちを繰り返す等、初期化のリスクも考えると簡単にリセットキーは押せない。
ならば、世知辛い世の中を渡り歩く為に、矛か盾、あるいはその両方を実装しなければならない。
他人との論争を嫌い、飄々と生きたい私は身軽に盾だけで良い。
その盾は、人生と言う道で拾い集めた廃材で出来ているが自分に相応しい。
ポンコツな自分にオンボロな盾。
傍から見れば滑稽だ。
道中、鋭い矛で突かれても、命を落とさぬ限り盾をアップサイクルして歩く。
いつかその盾を道に置く時、一瞬でも笑顔になれれば良いと思う。
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自作クリスマスツリー「壊れた折り畳み傘を見て、前からやってみたかったこと」
巷ではクリスマス商戦 の真っ只中なんですが、私が興味無いせいか、商戦というわりには、相変わらず毎年活況を実感してないのであります。
季節商品の展開時期も崩れて、クリスマス前に迎春の正月飾りまで出てくる始末。それはやり過ぎだろう、と思わずツッコミを入れたくなります。
今年から日本の小売業でもブラックフライデーを導入し、何とか購買意欲を盛り上げようと必死です。
企業は、経常利益が高水準でも、従業員の賃金に還元しないで防衛の為に内部留保に勤しむ。租税回避のタックスヘイブン問題然り。
財務省は権勢を振るう為、税金という名のアイテムを手に入れようと隙あらば国民の懐を狙う。そして政治家はそれに追従する。
日本の産業構造は、少子高齢化と相まって益々空洞化が進行し、やがて崩壊してしまう。
いったいこの国はどこに向かって行くのでしょうか?
そんなことを心配している今日この頃ですが、しがないクリエイターは、社会と言うより個人に対するアプローチをしたいのです。すなわち個人の意識改革。
「あなたの身近な問題の解決に必要なのは発想力」
人は、それぞれ大なり小なり問題を抱えながら生きています。
問題を回避または解決できない場合、うつ病になったり、死を選ぶ人もいます。
解決困難な問題もあると思いますが、解決できる問題で死を選んでしまうのは悲しいことです。
先進国トップの自殺大国である日本。自殺に至る問題は様々だと思いますが、日本人だけに困難な問題が降りかかっているわけではないと思います。
日本人の強みは創造力だといいますが、これも衰退しているようにも思います。
私たち日本人は弱くなってしまったのでしょうか?
それとも日本人を取り巻く環境が厳しくなったのでしょうか?
何れにしても、日本人は問題解決の力を強化していかなければならないようです。
苦しい時、挫けそうになった時、追い込まれた時、そんな時に周囲を見渡し解決策がひらめく、そんな柔軟な発想力が必要です。発想力こそがあなた自身のサバイバル能力なのです。
では、どうやったら発想力を獲得できるのか。
それは、普段、自分が面倒に思っている作業を積極的にやることだと思います。
人は面倒な作業をこなして脳が鍛えられ、より困難な問題を克服する発想力を獲得するのだと思います。しかし、残念ながら面倒な作業を避ける風潮があり、発想力は退化しているのではないかと思っています。
働き蟻・蜂の法則で、面倒な作業は誰かが自然に役割分担してやってくれるだろうと考える人もいます。しかし、社会システムが崩壊しだすと割に合わないので面倒な作業をする人は急激に少なくなります。生物は急激な環境の変化に対応出来ませんが人も同じです。
皆が面倒な作業を避け続ければ社会にも個人にも悲惨な結果が訪れることは想像できます。
脳を鍛える方法は様々ですが、何れの方法でも情報の入出力が必要だと思います。現代社会は、PC、スマホ、タブレット等、脳を補完する情報端末に依存し、定まった配列の記号を入出力します。検索しただけなのに、あたかも自分の脳が鍛えられ発想力も獲得できた思ってしまいます。
脳に入ってきた情報をもとに、自分で考え自分の手で表現する。人が器用に動かせる手を獲得したのは、脳を鍛える為ではないかと思っています。バーチャルからリアルへの変化に富んだ変換作業。このダイレクトな手作業にこそ脳を鍛えるポイントがあると思います。
料理、整理整頓や収納、クラフト、DIY、絵画、書道、車のメンテ、何でもいい。5分でも10分でもいい。情報端末に入出力する時間を、普段やらない手作業に少しだけ時間を割いてみてください。イメージ通りの結果が得られるように手順を考えながら効率よくやってみてください。そして、既にやっている人は可能な限り今よりもっと時間を増やし、少しずつ難易度を上げ、筋肉繊維が断裂後に修復され増大していくようなイメージで脳に適度に負荷をかけてみてください。
最初は望むような結果は得られないかもしれませんが、失敗も楽しむということを意識してやってみてください。面倒な作業に向き合っているうちに、イメージ通りの結果を得る為や効率よくやる為のアイデアも生まれ、自分が望んでいた結果にだんだん近づいていくと思います。それが脳が鍛えられた証、すなわち発想力の萌芽だと思います。
私は、まだ偉そうなことは言えるレベルではなく、クオリティはかなり低いですが、普段の生活で積極的に手作業を取り入れたことで脳が活性化し、以前より問題解決の発想力が向上したのではないかと思っています。
皆さんは、手作業をすることにより、たぶん今よりもっと問題解決の発想力が向上し夢の実現に近づくことが出来るようになるのではないでしょうか。個人の生活が充実すると、ひいては社会が良くなると思っています。
そして何よりも、情報端末が機能しない環境に置かれた時、あなたを守るサバイバル能力は発想力そのものに帰結するのですから。
世界のリーダーになる資質を持った日本。国を構成する個人が発想力を高め、プライドを取り戻すことを願ってやみません。
前置きがかなり長くなりましたが
私がやっているアップサイクルは、一言で言うなら発想の転換です。お題を見つけ別のモノに生まれ変わらせる手作業です。
今回作ったのがこれ!
↓
恒例の照明を落とし
壊れた折り畳み傘を、二本連結してクリスマスツリーに仕立てました。ワンタッチ折り畳み傘なので開閉はワンタッチで収納できます。場所を取りません。飾りはこれからつけます。クリスタルかアクリルのビーズでもつけます。
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