自作ランプ「モスマン(Mothman)?」
ライトブルーの経糸とパープルの緯糸のシャンブレーのオーガンジー
異なる色を組み合わせることで生まれるハーモニー。
この布地を見つけた時、「何を作ろうか」などと一切考えず、綺麗な配色に魅かれて衝動買いしてしまった。
後にシェードに化けるとは夢にも思わなかった。
ストックケースの中で何年か振りにこの布地と再会。
当時は何も作ることができなかった。
忙しいとか、暇だとか、そういう次元ではなく。
創作は心にゆとりがあるとか、無いとかも違う気がする。
ノったら寝食を忘れる。
表現したいという渇望が無いと僕はできない。
喜怒哀楽の隙間を縫う様にその時間は存在する。
今はその渇望の時間。
取り敢えず、その布地を引っ張り出すと、ビールを片手に思いを巡らす。
よくよく考えれば何のことは無い、特別な布地ではなく、昔、仕事で使った布地の配色に似ていて、残像として記憶の底にこびり付いていただけであった。
3本目のプルトップに指を掛けた頃には、引越しのアルバムと同じ状況になっていた。
記憶への解釈は我がままの度を極め収拾がつかなくなる。
こうしていつものように他愛も無い時間が過ぎていく筈だったが、この日は違った。
昼寝を挟んで復活した僕は、破損した折りたたみ傘の骨と、シャンブレーのオーガンジーを張り合わせ、市販の照明器具セットを取り付けた。
まだアルコールが残っているせいか、どうしてもデコラティブにしたくなった。
そして、完成したのがコレ
同系色の孔雀の羽を付けてしまった。
更に飽き足らず
止めれば良いのに、以前作ったビニールホースのLEDイルミまで
以前からの読者はご存知の通り、当然ライトアップするとこうなる
モスマン(Mothman)?
怪しさ倍増!あーやってもうた。
今日はこれにて御開き
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